よくある質問 - 設計・デザイン
設計・デザイン
よく西のキッチンは食材等が傷みやすく避けるほうが良いともいわれていましたが、現在ではしっかりとした断熱がなされていれば、全く問題はありません。むしろ現在は、キッチンという場所は、家族の多様性を求める場所として格好の場所となっています。料理をしながら家族と会話、片付けをしながら子供の様子を見たりと住宅の中心に計画することをお勧めします。もちろんゴミの保管、買い物帰りの荷物の置き場、洗面等の水回りへのアクセスなど、しっかり優先事項を見定めてご提案を致します。
無垢は温かさ、柔らかさといった心地よさがあります、しかし隙間が出来てしまったり、定期的なメンテナンス等が必要になってきます。一概に無垢がいいではなくメンテナンス性、耐久性、コストもろもろからクライアントにあったものを選定することが大切です。
サッシ(窓)は、南側を大きくかつ庇での日射を調整し、東西、北側では断熱を念頭に、風の入り方・抜け方を考慮して計画します。窓の種類では、南は大きな開口ガラス、東西はドア型の窓、北は庇のような横滑り出し窓をお勧めし、ご相談しながら決めていきます。
道路や敷地形状から玄関の位置を設計しますが、条件が良い位置に玄関があるより、そこにリビングを計画したほうが良い場合もあります。また北入り玄関では、冬の強い北風で玄関を開けずらい等、立地条件に由来することもあり、総合的に優先事項をしっかり把握し提案していきます。
引戸は軌道が小さく、ポーチをコンパクトに設計することが可能となります。また、引戸は開け放っておく際に邪魔にならず、これが風で煽られる心配もありません。一方で、ドアは指を挟んだり風にあおられたりとデメリットが多いので、基本的には引戸を多く取り入れられるようにご提案しております。ただし、引戸には引き込むための壁、スペースをしっかり計画しておく必要があるため、建設地の風の強弱や周辺の建物や外構の状況を加味して、ご提案します。
軒の出だけではなく、サッシ(窓)を外壁に食い込ませて庇の効果を作成したり、サッシの上に庇をつけたり、外観を邪魔しない設計をご提案していきます。
太陽光の水平面に落ちる角度は、夏は地面に対して80度、冬は地面に対して30度これを意識しての軒の出等を設計します。軒を出し過ぎると夏はしっかり遮蔽できますが、冬が寒くなってしまいます。反対に軒が短いと冬の日射はしっかりとれますが、夏は入り過ぎてしまいます。遮蔽・取得、この両方から庇の長さを決定します。また近隣や敷地内の障害物によっても大きく変わってきます。トータルで設計をご提案していきます。
家の配置や間取り、建物の窓の配置、窓の種類(型ガラス・曇ガラス)、窓のサイズ、そして植栽などの外構工事によって、日差しや風通しを考慮し、気になる目線を防ぐことができると思います。お気軽にお問い合わせください。