住宅について

ずばりいつ建てるのが正解?家を建てる最適なタイミングについてプロが解説

「新しい住まいを探そうと思う。」「家を建てたいと思う。」
1人暮らし、同棲、結婚、出産、転職、転勤、建替え・マイホーム新築と、様々なタイミングで、新しい住まいの検討があるかと思います。
新しい住まいを探す時はドキドキ、ワクワクするものですよね。

賃貸であれば内見して実際の間取りを見たり、街を散策したりと、私も都内で4回、群馬に戻ってきて1回、そしてマイホームでの土地探しを経験しました。
家づくりを検討されている方は、何度か同じような体験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中、「建替え・マイホーム新築」は、一般的に暫くそこに定住という考えが強いため、ドキドキ、ワクワクだけでない、慎重さや不安という思いもあるかと思います。

そこで今回は、家を建てる最適なタイミングについてお話しいたします。

家を建てる最適なタイミングは、「お金」「土地」「家族間の同意」すべてが揃ったとき

最適な建築時期は、「お金」「土地」「家族間の同意」が揃ったときです。

確かにこれはお客様側から見ても、私たち業界側から見ても間違っていない時期、タイミングだと思います。
当たり前のことですが、「お金」がないと建替え、新築はできません。
「土地」がないと空中には家を建てることができません。

そして一人住まいの建物でも、親、兄弟姉妹に何も言わずに家を建てることは少なく、ご夫婦、ご家族の住まいとなれば尚更「家族間の同意」というものが必須になります。
 

一番ハードルが高いのは、家族間の同意

上記の3つの中で、一番ハードルが高いのは「家族間の同意」なんです。

私の経験で恐縮ですが、私は建築地(土地)がなかったこと、そしてアパート家賃が勿体ないと考え、妻との結婚後、土地が探せるまで実家に入ることを相談して約1年半実家に居候しました。

土地探しはお客様の土地探しを優先していたので、1年かかってしまいました。

その間に子供が生まれ、親からすれば孫と一緒にいられるので、
「そんなに急いで家を建てる必要はないのではないか」と私に言いました。

特に金銭の援助はなかったですが、ここにも「家族間の同意」が発生したのです。

私の年齢的なこと、妻のこと、子供のことを考え、親を説得し「家族間の同意」を得、マイホームの建築に至ったのです。

この「家族間の同意」は、外部の者が直接入れる領域ではありません。
よって、あらゆる事情を総合的に判断した建築主が家を建てたいと思ったら、きちんと話し合いを行い「家族間の同意」を得ていただく必要があります。

強いて私たちができることと言ったら、現段階で家を建てる場合のメリット・デメリットを中立的な立場で情報を教えることぐらいです。
 

自己資金

次に「お金」です。
お客様からの質問で「自己資金(頭金)を貯めてから家づくりをする方が良いのですか」という質問を受けることがあります。

確かに自己資金があれば、その分住宅ローンで借りる額が少なく済みますから、自己資金は無いよりは有った方が良いです。

ただ自己資金を作ることは、実家住まいや家賃が発生していない人限定の事情です。
 

どういうことかと言うと、毎月6万円を1年貯めて72万円を作っても、家賃で6万円かかっていたら貯めている間に72万円出費しているのです。

更にお伝えすると、住宅ローンの支払い開始も1年遅れてしまいます。
ローンを35年で組もうと考えている人が1年後も35年でローンを組んでしまったら、仮に30才でなく31才でローンを開始した場合、ローン終了年齢が65才でなく66才になるということです。
 

私はこれを「リスクの先送り」と呼んでいます。

年金は貰えるのかな。何歳になったら貰えるのかな。いくら貰えるのかな。
先のことは誰も分かりません。

今現在は、アナタ次第で良い方向にも向かえるのに、60才過ぎ、70才過ぎの努力は今のようにはいかないと思います。

人生100才時代、おそらく70才、80才でも何事もなければ元気だと思います。
私の父も77才ですが、仕事もしてれば趣味の釣りで先日も岐阜県に一人で行っちゃうくらい元気です。でも…
 

更にもう一つ、今は健康だけど、来年何かの持病が発症するか分かりません。この健康が理由で思うような住宅ローンを組めなくなってしまうこともあります。

私が実家に入ったのも、家賃支払い、自己資金を貯めることが理由で、そして「リスクの先送り」をしないことを理由に「家族間の同意」を得ました。

「お金」の損得の面だけみると、自己資金を貯めるのも大事ですが家賃を払っているのであれば、自己資金を貯めるより健康なうちに早くローンを始める方が得策なのです。
 

土地

最後に来るのが「土地」です。
 

親御さん、祖父母の土地がある方は、まずはその土地は家を建てることのできる土地なのか、調べておいた方が良いと思います。

昔は建てられたはずなのに、法律が変わって今(将来)は建てられないということもあります。
土地があれば家は建てられる、訳ではないのです。

今年のご相談の中でもありました。
親からここに家を建てれば良いと言われていたが、調べてみると建てられない土地だった。

こうなると「土地探し」をしなくてはいけません。

「土地探し」となると、またこれは課題が出てきます。
失敗しない土地探しができるかどうかが大事になってきます。

失敗しない土地探しは、ご紹介しなくてはいけないことがたくさんありますので、別の機会にご紹介したいと思います。
 

まとめ

ここでは、家を建てる最適なタイミングについてお話しました。

住宅営業マン?セールスマン?は、補助金や会社の決算時期を引き合いにお話をするかもしれません。
もちろん、補助金は受けられるのであれば受けていただいた方が良いです。

「ウッドショック」という木材の値上がりという世の中の事情もありました。

でも本当の最適な建築時期、タイミングはみなさまの想いと、上記3つのハードルを乗り越えた時が最適なタイミングなのです。

建築地候補の調査(建築可否)、失敗しない土地探しの方法、損をしない家づくりのお金の話、相談したい、質問してみたい、勉強したいなど何でも大丈夫ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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